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Boston ←
Third Stage
2016-02-05 20:30:33

1986年

 ボストンは寡作で有名です。リーダーのトム・ショルツはライブバンドをやりたかったわけではなく、録音に凝ったスタジオバンドをやりたかったらしいです。録音に臨んで回路設計から始めるそのこだわりぶりにメンバー(寄せ集め)も痺れを切らして脱退し、宅録時代からのパートナーでボーカルのブラッド・デルプと二人っきりになってしまいました。レコード会社とももめて移籍。2枚目「ドント・ルック・バック」から8年経過してのアルバムがこれです。もちろんミリオンセラーです。

 その完成度の高さはほかに類を見ません。コーラスワーク、コード進行、展開、ギターアンサンブル、すべてがこの1枚に凝縮されています。

 大ヒット曲アマンダが1番目に収録されています。つかみは万全ですね。

 2曲目のウィア・レディ(準備はできた)からローンチ(カウントダウン→点火→発射)、クール・ジ・エンジン(スピード出しすぎ、ゆっくり行こう)、マイ・デスティネイション(目的地は「あなたのもと」)、B面に裏返してニュー・ワールド(新世界)までの流れは物語になっていてプログレ的ですね。

 

 録音のダイナミクスが大きいので音量注意!

Boston
2016-02-06 00:12:19

1976年

 MITエンジニアのトム・ショルツ率いるボストンのデビュー。トムはマサチューセッツ工科大学(日本でいえば東工大か東大工学部)の博士にしてポラロイドの技師でした。自宅にスタジオを整えて宅録オタクロッカーでしたが、CBSにデモテープを持ち込んだのが発端のバンドです。

 丸くて澄んだ美しいディストーションギターアンサンブルの宇宙的な音と、CSNを思い起こさせるハイトーンの美しいボーカルハーモニーと、ドラマチックな展開で金字塔を打ち立てた原点。

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